【book】聖女の救済(東野圭吾著)

11月 16th, 2008

東野圭吾の最新刊、「聖女の救済」を読み終わりました。

聖女の救済
聖女の救済
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東野 圭吾
文藝春秋
売り上げランキング: 13
おすすめ度の平均: 4.0

5 楽しめる一作
4 「ガリレオ」に長編は合わない
3 喉に小骨が刺さったままのような読後感…
4 安心して読めるシリーズ作
4 前作から比べると・・・。

やっぱり東野圭吾は、うまいですね。徐々にクライマックスへと話を盛り上げていく構成、一つ一つの話に矛盾がないよう、計算された時系列。先に「ガリレオの苦悩」を読んだのですが、長編というのは、やっぱり一つ一つのエピソードを細かくしなくてはいけないし、ただ単に文章を長くすればいいと言うわけでもないと思います。

で、この「聖女の救済」ですが、今回は、ガリレオ先生でもなく、内海刑事でもなく、草薙刑事がかなりがんばっています。そして、この3者が独自に推理を展開するので、読者からすると先が読めないのです。そして思わずページをめくってしまう(笑)。ストーリー自体は、わりとシンプルで登場人物もそれほど多くありません。読みやすいと思います。

あと、今作では「鑑識」がよく登場するのですが、大学で習っている分析のやり方が出てきて、そちらにもちょっと興味を引かれました。

一緒に刊行された「ガリレオの苦悩」のどちらを先に読めばいいかと言うことですが、僕はどちらから読んでも良いと思います。それほどリンクしてるところはないように思えました。この本で面白かったのは、ちょい役で「福山雅治」が登場するところ(笑)。ガリレオファンにはやっぱりお薦めの一冊です。

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